SHISHAMO宮崎朝子のギターの機材・エフェクター!音作り設定|僕に彼女ができたんだ編

機材・エフェクター・音作り

『僕に彼女ができたんだ』『量産型彼氏』『明日も』の3曲のギターの音を作った。音源と動画有り。
この記事では『僕に彼女ができたんだ』の音を紹介。使用機材の参考ついでにどうぞ。

かわいらしい女の子3ピースバンド SHISHAMO 。今回はそのギターボーカル宮崎朝子さんのギターの音の謎について調べ、その音に近づけるか実験をしてみた。
音作り結果の第一弾でもある。
自分でも楽しんで音作って、この記事を書いている。見る人の暇つぶしになれたらこれ幸い。

前置きはこんなもんにして、まずは機材を見ていこう。

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SHISHAMO 宮崎朝子 使用エフェクター


出典:公式

上はPV『僕に彼女ができたんだ』の1シーン。 ギターボーカル宮崎朝子さんの足元

はっきり言ってエフェクターがどこに何が繋がれているのか等、全部は分からなかった。

『このエフェクター踏んだときに音が変わった』という証拠映像は見つけられなかった。スイッチャー踏んだのくらい

結構調べてみて大事なところは分かったので、『へえー』くらいに思ってもらえれば嬉しいところ。

調べて分かったものを書いていく。

電源

VOCU DC power plant
ノイズが乗りくい、コンパクトと良いことずくめなもの。値段もそこまでしない。
エフェクターにいちいち電池入れなくて済むもの。繋ぐもの全部に関する部分なので意外と大事なところ。


出典:公式

 

プログラマブル・スイッチャー

Custom Audio Japan RS442II
いろんなエフェクターをこのスイッチ一つで瞬時に切り替えることができる。使用者の頭の部分。
ちなみに筆者も使っている、メーカーは違うけど。超便利。

歪み系

Fulltone OCD
オーバードライブ。
ジャーンな音のときに使う歪み系のエフェクター。

 


BOSS BD-2
オーバードライブ。
ジャーンな音のときに使う歪み系のエフェクター。
誰にでも扱いやすく、しかも良い音出してくれる。

 


FULL TONE ’70-BC Fuzz
ファズ。
ギャーン、グワーな強烈で凶暴な歪み。オーバードライブより派手な音の変化がするもの。
ディストーションとファズの間のような音も作れる。
癖は強いが、使いこなせたときの嬉しさはきっと半端ないものだろう。

 

空間系

Line6 M9 (もしかしたらM5かも)
リバーブなど空間系。
これを使い他のエフェクターを操ることもできるようだ。

 

その他

XOTIC RC Booster
ブースター。
自然かつとても綺麗にギターのおいしいところをぐっと持ち上げてくれる器用な奴。
常時ONにしてプリアンプ的に使う人もいる。これは持ってて損する人はいないと言い切れる。

 
エフェクターは写っていないけど、スイッチャーに貼られたメモには書かれている。

 

 


XOTIC X-Blender
ブレンダー。
音を混ぜる最高なエフェクター。(例 ダイレクト音とファズの音のブレンド 等)
これがSHISHAMOサウンドの肝と言っても良いくらい。

使い方はもうちょい下に【音作りの肝】に書いてるのでどうぞ。

 

エフェクター 4つの工夫

①光るスイッチ

スイッチャーのスイッチ先に暗闇で光る丸いシールが実は貼られている。

②潔いLOOPの使い方

スイッチャーの LOOP1~3 まで使い、LOOPには何もエフェクターを繋いでいない。

これはスイッチャー以外何も繋いでいない状態で、アンプ直に近い音を出す時のためだと思われる。

③踏み間違え防止

LOOP1 BANK/STOREのスイッチのところにはペットボトルの蓋(真ん中に穴を開けた状態) を上から乗せて黒いテープで固定している。

これは間違えて踏まないようにという工夫。
設定していたものを間違えて踏んで再設定しないために加工している。

④しるしシール

電源にココと書いたシールが貼られている。細かな工夫がされている。

個人的にこういうの見つけるのは少しワクワクする。

おまけ

よく見てみるとエフェクターの側面にストレイト(?)と書かれたのステッカーを貼っている。

ストレイテナーのステッカーなのかなと思って調べたものの…はっきりとは分からず。。
デザイン的にもサイズ的にもバンドのステッカーな感じはする。

音作りの肝 (XOTIC X-Blender)

XOTIC X-Blender、このエフェクターは原音(ギターやベースの音)とエフェクト音を混ぜることができる。

しかもその混ぜ具合の調節ができる。(例えば歪みエフェクターの音をうっすらかけたいとか)

  1. テレキャスター特有のギャリ、シャリっとした音の感じ
  2. ファズ、オーバードライブ、ディストーション等歪み系のエフェクターのゴワッとした音

という二つの異なった音色をX-Blenderを使ってうまくミックスしている。

なので、

  • ギターとアンプだけの音
  • ギターとエフェクターだけのライン音

では出せない一癖あって気持ちの良い音がズバッと出せている。

細かく言うと、
ギター自体が持つ音 + エフェクターの音(歪み&混ぜエフェクター) + アンプの音(クリーンかクランチ)

その3つの組み合わせで作られた音が曲で使われていることになる。

これは再現するのに苦労した。
自分が所有する機材を使って音を作ってみた。


自宅で音コピー SHISHAMO 宮崎朝子 編

同じようなスペックのテレキャスター、再現性が高そうな高級なエフェクターは自分は持っていない。

が、機材はほんの少し持っているのでそれらを最大限に利用した音作りをした。

慎悟(当店マスター)が使用したもの パート1 2019年Ver.

ギター

Bacchus  BTE-1M BLK (テレキャスター)

 

Sがお勧めする1本

エフェクター

LINE6 POD X3 LIVE (マルチエフェクター)

最新の機材ではないが本当にいろんな音が作れる最高の機材。今なら中古で2万ほどで手に入れることができる。

ギターの録音機材で一番おすすめする。

繋ぐ順番

テレキャス (ギター)

LINE6 POD X3 LIVE (マルチエフェクター)のイヤフォンからのアウト

PCのライン

という順番。

ギターとエフェクターとパソコンさえあればできる極めて簡単な準備物。

基本的な設定

ギターの設定

ボリューム10  トーン7か6
ピックアップを選択するスイッチは真ん中

エフェクターの設定

LINE6 POD X3 LIVE (マルチエフェクター)

 

GUITAR IN PAD OFF
LIVE OUT LEVEL LINE
DIRECT OUT GROUND LIFT LIFT

マスターボリュームは4くらい

 

トーン1とトーン2の音を混ぜている。左右で少し違った音色が鳴っているのはそのため。

トーン1の設定

 

トーン2の設定

 

音の編集 SoundEngine Free

ギターとマルチエフェクターだけで音作りが完成した。

録音と、音量のでか過ぎるところを少し削り、全体の音量を大きくするためにこのSoundEngine Freeというソフトを使った。
直感で使え、多数のエフェクトが無料で使えるといった非常に便利なソフトだ。

どうエフェクトを使ったか書いていこう。

①音量UP

エフェクター ボリューム
ボリューム 1.60 dB

こんだけ、終わり。

次に録音した音と本家の音の差を聞いてみよう

★音の違い

 

 

 

 

 

それなりに似たんではないだろうか。自己満足でも気に入ったものができたので結構嬉しかった。もっと進化しよ。

過去に違う機材でこの SHISHAMOの僕に彼女ができたんだ の音作りに挑戦したものもあるので暇つぶし程度に見て欲しい。

一番下に本家の音と今回作った音(パート1)と過去に作った音の比較をしたのでそれは面白くておすすめ。

それではどうぞ。

マスターが使用したもの パート2 2018年Ver.

ギター

Bacchus  BTE-1M BLK (テレキャスター)

エフェクター

ZOOM G9.2tt (マルチエフェクター)


MXR M104 DISTORTION+ (歪みエフェクター)

 


Boot-Leg Dr. Mid Rich DMR-1.0 (ブースター)

 

アンプ

Marshall MG15DFX

 

その他機材

cakewalk UA-25EX (オーディオインターフェース)

使用理由

ギター
●Bacchus BTE-1M BLK
テレキャスはこれしか持ってないから。
結構気に入って使っている。


エフェクター
●ZOOMのG9.2tt
長年使用してきて自分には馴染みが深い。
デカイし重いしで『自分もそれ使ってる』なんて話は一度しかしたことがない。
だが、安いし結構良い音出せるからお勧めする。特にクリーンサウンドはとても良い。
センドリターンの機能をXOTIC X-Blenderのように音を混ぜるために使えるかなと思って。
結果は…まあまあ良いんじゃなかろうか。

●MXR M104
オーバードライブからファズっぽい歪みまで広範囲に対応できるから。
中古で購入。ハードオフにちょこんと居たので買って連れて帰った。
変わった色をしているが、これは前の持ち主のペイント。
裏蓋の塗装を剥がすと黄色だったのでこのエフェクターだと分かった。中身のパーツが変えられているかは不明。

●Boot-Leg Dr.MidRich
自然にかつグッと中音を上げてくれるとても良いやつ。 (ベース用に良さそうかなと買ってみたもののギターに使っている)
マルチエフェクターの中音が今の自分には合わなかったので、このエフェクターを使って中音を補正。


アンプ
●Marshall MG15DFX
アンプのラインアウト部分があるので、そこを使った。
真空管は入っていないソリッドステートの。アンプの音っぽさが出せたらと思って。
15Wのアンプの割に低音中音がしっかりと出てくれる。
マルチエフェクターの低音が今の自分には合わなかったので、このアンプを使って低音を補正。

繋ぐ順番

テレキャス (ギター)

ZOOM G9.2tt (マルチエフェクター) ループにMXR M104 (ディストーション)

Marshall MG15DFX (アンプ)

Boot-Leg Dr.MidRich (ブースター)
↓左チャンネル ↓右チャンネル
cakewalk UA-25EX (オーディオインターフェース)

PC

という順番。

意外にもマーシャルアンプのラインアウトから出る音は小さい。
ブースターを使ってグッと音量を持ち上げ、音を最終的に整えた。

基本的な設定

ギターの設定

ボリューム  トーン
ピックアップを選択するスイッチは真ん中

エフェクターの設定

MXR M104 (前の持ち主がペイントしたもの)

(左つまみ)アウトプット7,9
(右つまみ)ディストーション (写真では10に見えるが、10にするとつまみが真下を向いた状態になるため)


Boot-Leg Dr.MidRich

ミッドEQ   ブースト 2,2


マルチエフェクター ZOOM G9.2ttの設定

サイドのレベル   GAIN SW +4dBm

ディスプレイのところのレベル26

アクセラレーター 7 5

エネジャイザー 5 10

コンプ コンプ Fast 48
EXT LOOP 80 58 57
ZNR ZNR
プリアンプ Tweed Bass トーン 13 Chain Pre ゲイン 19 レベル 36
EQ ローミッド 1 ベース  -3 ミドル -12 トレブル  1
EQ プレゼンス 0 ハーモニクス 0
キャビネット Dyna
MOD Air 10 40
リバーブ Room 10 15 26

※スマホの方は画面を横表示にしてください。

アンプの設定

マーシャルアンプの設定

ボリューム ゲイン6,5 ベース10 ミドル トレブル

チャンネルはクリーン

オーディオインターフェースの設定

左レベル10  右レベル7,8  コンプ  ダイレクトモニター アウトプット10

グラウンドリフト NOR  サンプルレート 48  コンプ/リミットタイプ コンプ1  ファントム オフ  アドバンスドドライバー オフ

音の編集 SoundEngine Free

録音後の音の編集をこのSoundEngine Freeというソフトでやった。
少しでも音を近づけるためにソフトを使い、録音した音を綺麗に整えるといったところ。

①準備

(ここは自分流なので他の方にはあまり必要ないポイントかもしれない。)
サラウンド モノラル化
サラウンド -100.00 ディレイ 0 丸み 0.00 ボリューム 0.00dB

 

②整える

コンプ RMSコンプレッサー
スレッショルド -7.00dB レシオ 4.00 アタック(ms)70.00 リリース(ms)140ms RMS 33ms
ステレオリンク 50.00 先後読み -0.50 ボリューム(d) 1.00dB

③低音をプラス

イコライザー 1ポイントイコライザー ベース強調
周波数159HZ バンド幅0.37 ゲイン1.00dB ボリューム0.00dB

④高音をプラス

イコライザー 1ポイントイコライザー 高音強調
周波数8000HZ バンド幅0.61 ゲイン1.00dB ボリューム0.00dB

以上。

★音の違い 本家と2019Ver.と2018Ver.

本家と比べてみると…

2019年に作ったものがこちら。

2018年バージョンがこちら。

 

そして本家がこちら。

 

うん、結構違う(笑) やはりアンプから出る音をマイクで録った音のようにはなかなかならない。

だが少しは近づけたんではなかろうか。今のところはこれが限界だ。

◆最後に◆

今回が MUSICA LATTE で自分(慎悟)が書いた記事第一号。
楽しんで書ける記事になって良かった。これからも楽しみながら書こう。

今回はこれでおしまい。

次回は、『量産型彼氏』のギターの音を作ってみるのでそこそこお楽しみに。

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慎悟

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打ち上げ嫌いの元V系ギタリスト、70歳のばあさんに求婚される人 ギター,ベースと自分の音を探し続け暇も潰し続ける。僅差でゲームのほうが好き 音楽は生活の一部

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